見本市の開催
フランクフルトの最大級の自動車業界見本市のひとつ、アウトメカニカが2018年9月11日(火)~15日(土)フランクフルトで開催予定です。(⇒公式サイト)
2016年は部品交換・修理など自動車アフターマーケット製品だけでなく、エンジニアリング、軽量化、人材育成、開発、モビリティコンセプト、チャージングインフラなどが未来のモビリティのテーマとして扱われていました。
今年はアウトメカニカ25周年記念イヤー。常設の展示と並行して、タイヤ見本市(⇒公式ページ、会場はHall 12)も開催予定です(フランクフルトでは初の開催)。
前回2016年の実績では、4,843出展企業のうち、4,100社超がドイツ国外からの参加でした。これは、ターゲットとなるマーケットがドイツにとどまらないことを意味しており、ヨーロッパやその周辺アフリカ市場を狙うグローバルな企業は、フランクフルトの立地の重要性を実感されることでしょう。
https://automechanika.messefrankfurt.com/content/dam/messefrankfurt-redaktion/automechanika/2016/facts-figures/AUM-Rueckblick2016-ZahlenUndFakten-gb.PDF
フランクフルト・ラインマイン地域の自動車産業の特色を生かすR&D
さて、少々話はずれますが、フランクフルトラインマイン地域の強みが金融だけではない、というのは意外と知られていないので、ここで少々ご紹介します。
中世からの要衝の地であるフランクフルトは、空路・陸路・水路すべて主要な交通インフラが交差する場所。立地の良さというメリットだけでなく最適な交通網を構築する必要性から、モビリティの研究が盛んで様々なカーメーカーのR&Dセンターが集積しています。(日系に限らず、世界の主要なカーメーカーやタイヤメーカーなど)
さらに、フランクフルトの近郊リュッセルスハイムにはOpelがあるものの、他の自動車産業地域に比べ一つの自動車メーカーの色はそこまで濃くありません。そのためメーカーに依存しないサプライチェーンの中で、ビジネスパートナー・顧客の関係が生まれやすいという特徴があります。
産学共同で業界をけん引するクラスター、Automotive-Cluster RheinMainNeckarは、良い例です。
Automotive-Cluster RheinMainNeckar
https://www.automotive-cluster.org/english(英語)
サプライヤーのデータベースやマッチメイキングイベントのお知らせもありますので、要チェックです!
INTERNATIONAL B2B EVENT FOR AUTOMOTIVE SUPPLIERS during AUTOMECHANIKA 2018
https://b2b-automechanika.b2match.io/
≪対象≫自動車パーツ・コンポーネント、システム、モジュール、自動車関連IT,オートメーション、製造、R&Dに興味のある方
直接情報をご入り用の場合は…
フランクフルトラインマイン国際投資促進公社も自動車産業の拠点を代表し、上記Automotive-Clustetrおよびドイツ・ヘッセン州貿易・投資振興公社(HTAI)とともに出展を予定しています。ドイツ進出にご興味のある方も、当地の自動車産業についてお知りになりたい方も、ぜひお越しください!
アウトメカニカ FrankfurtRheinMain 展示スペース
場所 Hall 4.1, FOY17
9/12(水)16:30-18:00 ”ハッピーアワー”
9/14(金)10:30-17:00 ”ジャパン・デー”
お申込みは不要、お気軽にお立ち寄りください。
アウトメカニカ公式サイト上の情報(⇒リンク)