ヘッセン州WiFi-Hotspot強化プロジェクト

2018年9月10日、ヘッセン州のアル・バジール経済大臣より、自治体のWiFi(ちなみにドイツではWLANといいます)ホットスポットへの助成プログラムが発表されました。

今までフランクフルトマイン地域のデジタル化について何度かテーマにしてきましたが、その実現にはやはりインターネットの充実が欠かせません。
ドイツ全体からみたら、ヘッセン州のブロードバンド普及率は高いエリアで、現段階では85.5%の世帯は少なくとも50Mbit/sの通信族毒のインターネットに接続されています。とはいえ、今後さらに増えるであろう様々なプロジェクトに対応するため、2025年までには毎秒ギガビット級のブロードバンドの普及を目指すと、アル・バジール経済大臣も述べています。

パイロットフェーズも開始

これによって、LTE通信網の穴が埋められ多くの公共の場所(たとえば停留所、広場、観光スポットなど)で快適にWiFiが使えるようになることが期待されています。そして早速、パイロットフェーズとして、フランクフルト北部のギーセン地区にある、Biedenkopf市でプロジェクトがスタートしました。なるべくスピーディかつスムーズな実現にむけて、試験や最適化が行われる予定です。

《出典》
2018年9月10日 Hessen Trade & Invest 記事より
Al-Wazir startet Förderprogramm für kommunale WLAN-Hotspot

RMV・Sバーン、2019年末までにすべての車両で無料WiFi

上記プロジェクトとは別に、今年の7月からはSバーンでもWiFiが使えるようになってきました。今年2018年の秋以降に徐々に車両のWiFi対応化を行い、2019年末までにはすべてのラインマイン交通(RMV)のSバーンでWiFiが使えるようになる予定です。

《出典》
RMV.DE 記事より
WLAN in der S-Bahn (ドイツ語)