ブドウジュース?はたまたワイン? ドイツに秋を届けるFederweißer

「ブドウが収穫される秋にいち早く味わう、ドイツを代表する飲み物よ!」。ドイツ人の友達が誇らしげに紹介してくれたのが、Federweißer(フェーダーヴァイサー)。白ブドウ果汁からワインになるまでの発酵途中の飲み物で、たくさん含まれた酵母がシュワシュワする様子が、”白い(weiß)、羽(Feder)”に見えることから名付けられました。

感覚が研ぎ澄まされる!裸足で歩くウォーキングコース

ヘッセン州の夏休みも残りわずか。遊び疲れもあるけれど、ラストスパートでどこかへ行きたい! そんな時に訪れたいのが、フランクフルトから車で約1時間の小さな温泉町、Bad Schwalbachにある “Barfußpfad” (バーフース・プファド)! これは、その名のとおり”Barfuß(裸足)”で歩く “Pfad(小道)”のこと。

新緑の季節に味わう!Grün(緑)のSoße(ソース)!!

フランクフルトの郷土料理だけあって、同地出身の文豪ゲーテも大好物だったそう マルクトに、白い紙に包まれたハーブセットが並ぶと、フランクフルト名物、Grüne Soße(グリューネ・ゾーセ)の季節到来です。Grüne Soßeとは、その名の通り、”緑のソース”!パセリ、チャイブ、チャービル、クレソン、サラダバーネット、スイバ、ルリジサといった7種のハーブにサワークリームなどを合わせた、香りも味わいも爽やかな一品。じゃがいもにたっぷりかけて、4つのゆで卵を添えるスタイルが王道ですが、シュニッツェルやグリルしたお魚などとも相性抜群。最近では一年を通してお店で味わうことができますが、旬はやはりこの時期。毎年大々的に”Grüne Soße Festival”というイベントが開催されるほど、地元民に愛されています(2020年は10月3〜10日に開催予定)。

FRMの緑深い森でココロもカラダも癒されよう!

世界的に”Stay Home”が叫ばれる今、癒しを求めて”森散歩”をする人が急増中。きらきら木漏れ日が降り注ぎ、耳を澄ますと鳥のさえずりやキツツキが木をつつく音、可憐に咲く花々に目を奪われ、深呼吸をすれば胸いっぱいに草木の香り…。まるで不安とストレスで萎縮していた心が解き放たれるよう! そこで今回は、緑豊かなFRMの森から、とっておきの4つをご紹介します。

世界で唯一!ドイツ・FRM生まれの甲州ぶどうワイン

みなさん、「Rheingau Koshu」というワインをご存知ですか?これは、ドイツで初めて、日本固有のぶどう品種”甲州”を用い、リースリングの聖地・ラインガウで造られた白ワインで、2019年3月、国際的なワイン・アルコール飲料展「ProWein 2019」にて大々的にお披露目されました。